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捕食小説3(本編) [小説]

眠い・・・・ひたすら眠いスミマセンあんまり進んでないけどこれが限界OTL
今から寝ますお休みなさい~zZ

続きから書き掛けの小説~前の続きです^^;;

「ひぃっ・・あ、ぁぁ・・」
言葉が口から出てこない体中が金縛りにあったかのように固まって
瞬きさえも忘れるほどの恐怖が体を包む
その様子を見たブレクはハァと息をつき顔を離すと
さきほどまでの表情とは打って変わり苦笑い
「まぁ、その何だ・・」
ポリポリと頭を掻きながら
「怖がるのは無理もねぇが、あんまり泣くんじゃねぇぞ」
と言うと固まってるキアの頭をぐしゃぐしゃと撫で回す
確かにパニックになってもおかしく無い状況だったものの
自分が他人に対して困らせるような事をしてしまったのだとキアは理解した
すると凄く申し訳ない気分になって「ゴメン・・なさい」と小さな小さな声で呟いた
今までワガママ放題で好き勝手やってきたキアにはとっても勇気がいる事
「いいんだ、これからお前には色々と助けてもらうからな・・」
「ぼくがお兄さん達を助けるの?」
素朴な疑問だった
「あぁ、すぐに分かるさ」
「・・・?」
その言葉の意味を半分も理解できなかったキアは
ブレクの言われるままお湯に浸かり体を洗い流した
投げ渡されたふわふわのタオルで水分を拭き取り用意された
黒い子供用のスーツのような物を着込み二人は再び広間へと戻る
先程までそこら辺で立っていたブレクの仲間達は全員席へと座っていた
キアもブレクに着席を促され中央の椅子へと腰を降ろす
その席はちょうど全員の顔が見渡せる場所だった
(何か・・怖そうな人ばっかりだ・・)
「それでは・・」
口を開いたのはブレクだった
「これからの事について説明しよう」
「短くしてよーワンコ、あんまり長いと寝ちゃうからさ」
「レシア黙ってろ」
「はーーーぃ」
そう言うとレシアは腕を組み寝始めてしまった
「ったく・・」
顔を一瞬顰めたブレクだったがすぐ元の表情に戻り
真ん中に座るキアを見つめる
「皆分かっているとは思うが・・あれが我らを満たしてくれる者だ」
「満たす・・?」
よく分からない単語が聞こえ首を傾げると
いくつかの鋭い視線を感じ思わず目を逸らした
「少年、そう言えば名前を聞きそびれていたな?」
「キア・J・クラウス」
大抵この街に住んでいれば知らない人はまず無いほど有名な家系
キアは驚いてくれるかなと淡い期待をしていた
ところが誰一人として「おお」とか「凄い」とか感嘆の声を上げるものなどいなかった

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